かいらん 〔2014年7月6日〕

1.古井町自主防災会からのお知らせ

防災マップを作ります。

年度当初、古井町自主防災会及び福祉委員会で、次のような意図で防災マップの作成を決めました。

災害を知り、地域を知ることが災害に備えることになります。日ごろから、どこにどのような危険が潜んでいるのかを把握しておき、災害時に速やかに避難することが重要です。また、防災関係の施設や資機材は、どこにあるのかを防災マップに記載し、一目で分かる情報が必要です。防災マップが災害時に有効な知識と情報を提供し、減災に役立つものと考えます。

そして、6月8日には、下記のメンバーで防災マップ作成委員会を立ち上げました。

委員長  鈴木栄作(評議員、西川)
副委員長 大澤穂志代(民生委員、上寺東)
副委員長 平岩良幸(消防団、亀山東
委員   杉浦幸江(老人クラブ、北本神)
委員   天野柴子(老人クラブ、上寺東)
委員   細井嘉乃(歴史研究会、鍋屋町東)
委員   稲垣実(評議員、南本神)
委員   吉村祐一(消防団、上寺東)
顧問   加藤孝市(元市危機管理課、東中)
事務局  杉浦正之(町内会会長、南本神)
事務局  蜂谷典正(町内会副会長、西川)

防災マップに載せる情報は、避難所、避難経路、危険個所、街頭消火器、貯水槽、が考えられます。

古井町は、1955年ごろ簡易水道が普及しました。それ以前はどこの家も、自前の井戸を利用していました。現在も、井戸を利用している家庭も少なからずあります。生のまま飲めなくても、災害時に煮沸すれば飲料水にできると考えられます。防災マップにも井戸水提供者として載せたいと思います。災害時に井戸水が提供できる方に次のように水質検査をお勧めします。モーターでくみ上げている井戸も検査を受けて下さい。

井戸水の水質検査を受付けます。
無料です。ただし、災害時に井戸水提供できる方。

  1. 愛知県衣浦東部保健所で水質検査する。
  2. 費用の9,400円は安城市が負担。災害時に井戸水を提供することに同意できる方。
  3. 古井町自主防災会が取りまとめて申請する。
  4. 検査の結果は、井戸所有者に通知する。災害時に提供できる水質であれば、防災マップに記載する。
  5. 申込みは、古井町内会事務所にお願いします。受付期間は、7月中とします。

自主防災会の役員が訪問して、協力のお願いをする場合もあります。

2.見守り活動を継続していきます。

ご理解とご協力をお願いします。

2012年度から、安城市社会福祉協議会のモデル事業として見守り活動に取り組んできました。全世帯調査や聞き取り調査訪問を経て、見守り活動の態勢を整えました。とりわけ、市内屈指の大きな町内会で、97%を越す全世帯調査が出来たことなど、多くの福祉関係者から高い評価を受けました。また、昨年度は京都府八幡市からの視察で古井町の見守り活動を発表する機会を得ました。

今年度も、次のような基本方針で見守り活動を継続していきます。

(1) 見守り活動の目的~だれにとっても安心・安全な地域社会作りをめざして
1.孤立死や虐待を防ぐ。
2.見守りが必要な人たちの相談に応じ、心配事や不安を取り除く。
3.「災害時一人も見逃さない自主防災」の態勢の整備を図る。
(2) 推進部員と協力支援者合同会議を毎月1回(第3木曜日午前)に開催し、情報交換と共通理解をもとに、より効果的な見守り活動が出来るようにする。
2014年度 みまもり活動推進部員・協力支援者

現在、見守りの対象者は、約40名ですが、個々に、見守りの回数や方法が異なります。また、丁寧な見守りを心がけるものの、出来るだけ自立の援助にも配慮しています。

今後、見守り対象者は増えていくことが予想されます。ご近所で心配な方がいましたら、地区の推進部員や協力支援者にお知らせ下さい。

2014年7月6日
古井町内会長 杉浦正之


(さんこう)