「亜炭産業の盛衰」 - 中山道みたけ館

2018.6.7 みたけ (83) 中山道みたけ館 - 「亜炭産業の盛衰」 1240-1660
亜炭産業の盛衰
亜炭(あたん)はおよそ2,000万年まえの植物が堆積(たいせき)し、炭化した石炭の一種ですけど、石炭ほど炭化度がすすんでない、いわゆる褐炭(かったん)の部類にはいるもんです。光沢のない黒褐色で含有水分がおおく、堆積のきめにそってはがれやすく、発熱量もひくいっていう性質を有します。
亜炭は1869年に燃料となることがわかって以来、家庭や工場で使用されるようになり、第2次世界大戦前后には需要が急速にのび、この地域の重要産業となって鉱山のかずも爆発的に増加しました。しかし、乱掘による悲惨な事故もあいつぎ、くわえて燃料革命による液体燃料への変換がすすんだため、衰退することとなりました。
(83) 中山道みたけ館 - 「亜炭産業の盛衰」

2018.6.7 みたけ (84) 中山道みたけ館 - 亜炭鉱の模型 2000-1480
(84) 中山道みたけ館 - 亜炭鉱の模型

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2018年6月なのか、おとずれた。