古井町防災マップ活用のご案内

古井町内会では、地域防災力の強化を図るために、防災マップの作成に取り組んでまいりました。ほぼ1年間かけてやっと完成しました。この防災マップは活かされてこそ、価値があります。そこで次のような意図をご理解いただき、ご家庭での活用をお願いします。

(1) 減災は自己責任です - 自分の命は守れますか

  • 地域防災力の基礎は家庭の防災力です。右最上部、「自分の命は守れますか」と呼びかけています。その下にイラストで、家具の固定など家での日ごろの備えを示しています。そして、地震発生時に、どのような対応が必要かを確認して下さい。

(2) 「備えよう、家族みんなで防災会議」

  • 避難所を決めておく。
  • マップの一番下に「備えよう、家族みんなで防災会議」と呼びかけています。防災マップ作成委員会の願いは、家族そろってこの地図を囲んでほしいということです。まず、我が家の位置に印を付けて下さい。次に、記入欄に避難所を決めて書いておいて下さい。家から避難所までの道をマーカーペンで分かるようにしておきましょう。その道の危険個所も話し合っておきましょう。

(3) 標高(海抜)も話題にして下さい

  • 左側の避難所一覧表の標高(海抜)も防災会議の話題にして下さい。

(4) 災害時の井戸水13か所

  • 全部水質検査を受けています。
  • 6月の回覧板で、災害時の井戸水提供者を募りました。そして、表にある方々の井戸水を保健所の水質検査を受けてもらいました。その結果、7つの井戸水が飲用水に適しているとの判定が出ました。他の井戸水も洗濯・洗い物など生活用水として利用可能との判定でした。
  • 現在すべての井戸がモーターでのくみ上げです。これから停電時の対策を考えていきます。

(5) AED、古井町公民館閉館時はローソンでかぎ借りて

  • 古井町公民館のAED、閉館時はローソンで玄関のかぎを借りてきて持ち出す。
  • 連日たくさんの方々が公民館を利用しています。緊急時、救急車が到着するまでに、AEDは、重要だと思います。6月に救命講習会を行います。半日講習です。是非ご参加下さい。閉館時のAEDは、ローソンへ走り、公民館の玄関のかぎを借りてきて玄関を開け、AEDを持ち出して下さい。

(6) 街頭消火器、42か所あります

  • 地図内に赤い箱に入った街頭消火器(写真)が記号で示してあります。消火器の設置分布が偏っていたので、11月に新たに14本設置しました。街頭消火器は、個人の敷地内にありますが、必要な時にだれでも使えます。ご近所の街頭消火器を確認しておきましょう。実際に赤い箱のふたを開けて確認して下さい。

(7) 防火水槽は、10か所です

  • 消防関係者以外が防火水槽を使うのは、困難だと思いますが、防災施設の一つとして、関心を持ってもらえたらと思います。

(8) 広げて家族みんなで見て下さい

  • 2回折りにしてありますが、広げて家族みんなで見て下さい。
  • お一人暮らしの方は、友達や訪問者の方と一緒に見れば、防災のことが分かりいざという時に役立つと思います。ご家庭で掲示できるサイズにしました。是非掲げて下さればうれしく思います。
  • 最後に、防災マップ作成委員を紹介しておきます。
    • 自主防災会オブザーバー=加藤孝市さん
    • 消防団=平岩良幸さん、吉村祐一さん
    • 民生委員代表=大沢穂志代さん
    • 歴史研究会=細井嘉乃さん、市川とし子さん
    • 老人クラブ=天野柴子、杉浦幸江さん
    • 防災担当評議員=鈴木栄作さん、稲垣実さん
    • 町内会事務局=杉浦正之さん、蜂谷典正さん
    • 市役所=防災危機管理課担当職員
    • 印刷会社=精文堂

2015年3月6日
古井町自主防災会発行
(問合わせ)古井町内会事務所 〔平日午前中〕 電話 0566-76-3430