伎芸天 伎芸天(ぎげいてん)は、仏教にとりいれられた異教のかみである「天部(てんぶ)」のひとつです。インド神話のシバ神が楽器をかなでとったとき、そのかみぎわからうまれたといわれております。 伎芸天は、容姿端麗で舞踏、器楽をかなでることにすぐれており、すみやかに芸を上達させるといわれております。げいごとのかみとしてうやまわれており、芸能関係、芸術家、創作家からのあつい信仰をあつめております。 伎芸天は、五穀豊穣、吉祥豊楽をつかさどり、福徳、技能をさずける天女でもあります。諸芸成就、福徳円満の功徳があるとされておます。 伎芸天の像は、奈良市にある秋篠寺(あきしのでら)が所蔵する重要文化財「木造伝伎芸天立像」が国内でゆいつつたわるものです。 (ぐーぐるえーあいのきじゅつから) (ほそいしんやさん「ぎげいてん」) |