ぎげいてん

伎芸天

伎芸天(ぎげいてん)は、仏教にとりいれられた異教のかみである「天部(てんぶ)」のひとつです。インド神話シバ神が楽器をかなでとったとき、そのかみぎわからうまれたといわれております。

伎芸天は、容姿端麗で舞踏、器楽をかなでることにすぐれており、すみやかに芸を上達させるといわれております。げいごとのかみとしてうやまわれており、芸能関係、芸術家、創作家からのあつい信仰をあつめております。

伎芸天は、五穀豊穣、吉祥豊楽をつかさどり、福徳、技能をさずける天女でもあります。諸芸成就、福徳円満の功徳があるとされておます。

伎芸天の像は、奈良市にある秋篠寺(あきしのでら)が所蔵する重要文化財「木造伝伎芸天立像」が国内でゆいつつたわるものです。

(ぐーぐるえーあいのきじゅつから)

2023.12.8 (1) ほそいしんやさん「ぎげいてん」 1030-1210

(ほそいしんやさん「ぎげいてん」)

ふたつのほいくえんでせいかつはっぴょうかい

2023.12.2 (1) せいかつはっぴょうかい - きたかぜとたいよう 1600-1200 2023.12.2 (2) せいかつはっぴょうかい - おむすびころりん 1600-1200

ゆたかほいくえんで「きたかぜとたいよう」と「おむすびころりん」。

2023.12.2 (3) せいかつはっぴょうかい - おずのまほうつかい 1600-1200 2023.12.2 (4) せいかつはっぴょうかい - うらしまたろう 2000-1500

なんぶほいくえんで「おずのまほうつかい」と「うらしまたろう」。

2023.12.2 (5) せいかつはっぴょうかい - じかんわり 1600-1200

きょうはふたつのほいくえんでせいかつはっぴょうかいをみてきたよ。


ごとくをえんじたくぼしおりさん

2023.9.8 (0) 久保史緒里さん(細居幸次郎さんさつえい) 595-842

ごとくをえんじたくぼしおりさん、すてきだな。ほそいこうじろうさんのしゃしんをはいしゃく。

ごとく(とくひめ)とは

おだのぶながといこまきつののむすめ

  • ごとく(とくひめ)は、1559ねんうまれ。ちちはおだのぶなが、はははのぶながさいあいのじょせいといわれたそくしついこまきつのです。
  • おだのぶながのせいさいはのうひめ(きちょう)ですが、おだのぶながとのうひめのあいだにこどもはおりませんでした。したがって、ちゃくなんおだのぶただ、じなんおだのぶかつ、ちょうじょごとくの3にんをうんだいこまきつのが、こまきやまじょうににゅうじょうするなどせいさいどうようのたいぐうをうけたといわれております。
  • しかし、いこまきつのは、3にんめのこどもごとくをうんだあとにさんごのひだちがとてもわるく、ごとくがたった8さいのとき、1566ねんに、いのちをおとしてしまいました。

とくがわいえやすのちゃくなんにとつぐ

  • ははをなくし、かなしんどったごとくでしたが、9さいにしてはやくもえんだんがもちあがります。
  • おあいては、おだのぶなががみこんだどうめいあいてとくがわいえやすのちゃくなん、まつだいらのぶやす
  • まつだいらのぶやすは、ごとくとおなじ9さいで、しょうらいゆうぼうなもさでなおかついけめんだったといわれ、ごとくにとって、とてもよいえんだんでした。
  • こうして、ごとくは、1567ねんに、まつだいらのぶやすとけっこん。1570ねんに、まつだいらのぶやすはげんぷくし、おかざきじょうしゅにしゅうにんします。
  • これにより、ごとくはおかざきどのとよばれるようになったのです。なお、このとしにしゅうととくがわいえやすははままつじょうにうつりすみ、しゅうとめつきやまどのはおかざきじょうから1きろさきのつきやまにきょをかまえとったものの、じょうしゅせいぼとしておかざきじょうにににゅうじょうしてくることになりました。
  • これがすべてのあやまりだったのかもしれません。そもそも、しゅうとめつきやまどのは、いまがわよしもとのめい。いまがわけはおだのぶながのせいでちょうらくしたため、つきやまどのはおだのぶながをとてもにくんどったといわれております。
  • とうぜん、おだのぶながのむすめごとくにたいしても、あたりがきびしかったようなのです。そんなしゅうとめと、ひとつやねのしたでくらすことになったごとくは、たまったものではなかったでしょう。そんななか、ごとくは、18さいの1576ねんのときに、ちょうじょとくひめをしゅっさん。
  • よくねんの1577ねんにはじじょくまひめをしゅっさんしました。ふたりのこどもにめぐまれてうれしいはずでしたが、よつぎとなるだんしではなかったため、ごとくはしゅうとめつきやまどのにいやみをいわれます。さらに、しゅうとめつきやまどのは、ちょうなんまつだいらのぶやすに、ほかのそくしつをもつことをすすめ、じっさいにおだけのかたきたけだしかしんあさはらまさときのむすめやひなたときまさのむすめなどをむかえたのです。
  • ごとくはこれをよくおもいませんでした。だんしをうめんごとくにたいして、まったくおもいやりのないつきやまどの。よめしゅうとめのかんけいはさいだいきゅうにわるくなり、どうじにごとくとまつだいらのぶやすのかんけいもひえていきました。
  • これをとくがわいえやすがしんぱいして、なんどもおかざきじょうにかよったというきろくがのこされております。ごとくのふまんはちょうてんにたっし、ついにちちおだのぶながにそうだんすることにしたのです。
    ごとく - くぼしおりさん 590-630

12かじょうのそじょうとは

  • ごとくがちちおだのぶながにそうだんしたしゅだんは、たいめんによるはなしあいではなくしょじょうでした。
  • しかも、たんなるてがみではなく「そじょう」のけいしきだったため、「12かじょうのそじょう」とよばれます。
  • このそじょうに、しゅうとめつきやまどのとおっとまつだいらのぶやすのつみをかきつらねたのです。たとえば、いかのないよう。
    • つきやまどのはあくにんで、じじつをまげて、わたしとまつだいらのぶやすのなかをさこうとしている。
    • わたしがじょししかうまんといって、たけだかつよりのかじん、ひゅうがやまとのかみのむすめをよびだし、まつだいらのぶやすのつまにした。
    • つきやまどのはいしとみっかいして、たけだかつよりとないつうしとる。
  • おだのぶながは、このそじょうをよんでおもくうけとめ、かわいいむすめ、ごとくのよめしゅうとめもんだいのかいけつさくをしあんしました。そのかいけつさくとは、なんと、しゅうとめつきやまどのとおっとまつだいらのぶやすのりょうしゃを「さつがいすること」だったのです。まさに「なかぬなら、ころしてしまえ、ほととぎす」というかんがえかた。
  • このめいれいにたいして、とくがわいえやすは、やむをえず、りょうしょうします。これにより、1579ねん8がつにつきやまどのはこやぶむら(いまのしずおかけんはままつし)でとくがわけかしんによりざんしゅ。
  • どうねん9がつにまつだいらのぶやすはふたまたじょう(いまのしずおかけんはままつし)でせっぷくすることとなりました。つきやまどのはせいねんふしょうですが、およそきょうねん40さいぜんご。まつだいらのぶやすはきょうねん21さいでした。
  • なお、いくらおだのぶながのめいれいでも、とくがわいえやすがせいさいとちゃくなんのさつがいをやむをえずりょうしょうするとはかんがえにくいといわれております。したがって、ほんとうのところは、ちゃくなん、せいさいとたいりつしたとくがわいえやすがよめしゅうとめもんだいにびんじょうして、ふたりをしゅくせいしたのではないかというせつもあるのです。
    えぬえいちけい - ごとく 610-630

きょうでいんせいせいかつ

  • こうして、1580ねん、ごとくは、おだのぶなががきょじょうするあづちじょう(いまのしがけんおうみはちまんし)へとでもどりました。
  • しかし、2ねんごの1582ねんに「ほんのうじのへん」がおこり、ちちおだのぶながとちょうけいおだのぶただをうしなうのです。
  • これによりごとくは、じけいおだのぶかつやいこまし、とよとみひでよし、まつだいらただよし(とくがわいえやすのよんなん)などにほごされ、さいこんはせず、78さいまできょうでいんせいしとったとつたえられております。
  • なお、ちょうじょとくひめは、まつもとはん(いまのながのけんまつもとし)しょだいはんしゅ「おがさわらひでまさ」のせいしつとなり、じじょくまひめはくわなはん(いまのみえけんくわなし)2だいはんしゅ「ほんだただまさ」のせいしつとなりました。
  • じぶんがかいたてがみ1まいで、おっととしゅうとめをしなせてしまったことを、ごとくはほんとうのところ、どうおもっとったのでしょうか。ちちおだのぶながにそうだんをせにゃあ、おっとまつだいらのぶやすがとくがわいえやすのあとつぎとなり、えどばくふだい2だいしょうぐんとなっとったのはまちがいありません。
  • そうすれば、ごとくもしょうぐんふじんとなっとったはずなのです。ごとくは、ちちおだのぶながにそうだんしたことをこうかいしたのか、せんかったのか。よめしゅうとめもんだいのねぶかさがかんじられます。なお、つきやまどのがいしとみっかいし、たけだかつよりとないつうしとったというじじつは、いまだにかくにんされておりません。

〔ねたもと〕

きょうの央川かこさん

2023.7.17 央川かこさん 900-1350

ひらひらのあっかいスカートをかきわけてのぞくふともものまぶしいこと。あしぐみするあっかいあみあげぐつにおさまるひざしたのながいこと。きょうも央川かこ(おうかわかこ)さんはかっこいい。